ジブラルタル海峡で流れが変わった(2010.11.17-19 タンジェ→グラナダ)

モロッコのシャウエンから次に向かった先は、港町タンジェ。

この港町はジブラルタル海峡をはさんで、
スペインまで船でたった40分ほどの距離。

もう目の前はスペインです。

ということで向かった先は当然スペイン。

朝、10時の船に乗ろうとタンジェで出国手続きをしようとしたら、
僕たちの目の前までとても笑顔だったイミグレのおっさんが、
僕たちの顔を見るや、「あっち行け」と。
で、あっちには警察があって。

で、警察官にパスポートをみせると「チノ?(中国人?)」と一言。

いや、パスポートにJAPANって書いてあるだろうが。

で、ルーペみたいなのを使ってパスポートを調べる。

なんでも、
この区間には偽造パスポートを使って中国人が入国するそうで、
日本人にはけっこう厳しいらしい。

まあ、そういう情報は元々もらっていたんですけど、
いざ自分がその状況になると、けっこう腹立つもので、

イミグレのおっさんは急に不親切になるし、
当然命令形で「あっち行け」と言ってくるし、
重い荷物を背負いながら、不必要にたらい回しにされるし、
警察官はふざけているし。

なんだかモロッコではやっぱり流れが悪かったなーと。

旅をしていると「流れ」みたいなのがあると僕は思っています。

バスケをしていても当然「流れ」はあって、
流れに乗り出すと、面白いくらいにシュートが入ったり、勢いが出る。

マージャンでも、他のスポーツでもそうだと思うんだけど、
なにやってもうまくいくときはいくし、
いかないときはいかない時期とか時間帯はあるなーと。

で、旅にもある。これは確実にある。

これが面白いことに、
モロッコからスペインへ渡るジブラルタル海峡を渡った瞬間に、
流れが変わった。もう確実に変わった!

しかも今回はそれが変わった瞬間にわかった。

▲肉をハムで巻いて揚げたもの。うまい!
まず、その船の中で日本人の男性と出会った。

その方が、なんと元・同業者で、
しかも同じ県で働いていた方だった。

今は定年退職されて、JICAの職員として、
モロッコで障害児教育に携わっているとか。

で、色々話しているうちに、
僕の勤めていた職場の上司のことを知っていると判明。

まさか、ジブラルタル海峡で上司のことを知っている方と会うとは。

出会いってすごいなー、と。

その方は本当によい方で、出会えてよかった。


▲イスラム建築の最高傑作・アルハンブラ宮殿
9月以来、久しぶりにヨーロッパに帰ってきた。

久しぶりのヨーロッパは、
とてもキレイで、移動も快適で、人も優しかった。

泊まった宿も、スタッフもとても良くて、
オフシーズンになった宿はめちゃくちゃ安くて驚いた。

入ったレストランもおいしかった。

スペインは昼間からみんなビールを飲んでいるし、
レストランで飲んでも安いし、彼女もほくほく顔だし、
幸せな空気が僕たちから充満していたと思う。

グラナダでは、イスラム建築の最高傑作と言われている
「アルハンブラ宮殿」へ行ってきた。

「宮殿」というと、ウィーンで行ったシェーンブルン宮殿を思い出し、
「大きいねー、豪華だねー」で終わるイメージがあったが、
この宮殿は素晴らしかった。

宮殿というよりも大きな公園みたいなイメージで、
半日歩いていても楽しい。
澄み切った空気の中を歩くのはやっぱり気持ちが良かった。

そして細かな彫刻。色鮮やかなタイル。

建築に詳しくない僕たちが見ても「美しい」の一言。オススメです。

宮殿内を散歩していると、木々が紅葉していた。

黄色の葉をみて、日本のことを思った。

日本に帰ったらあんなことをしたい、
こんなことをしたいといくつでも出てくる。

グラナダの街は、白を基調としていて、
ヨーロッパでよくある赤色の屋根の印象とは異なっていて、
なんだか新鮮だった。

街を歩いていても美しいし、
人は親切だし、
覚えたてのスペイン語で道を聞いたら笑顔で教えてくれたし、

やっぱり、なんだか流れが劇的に変化したなーと実感した。

色々なところを巡ってから来るヨーロッパは、日本から直接来るヨーロッパとは
また違った印象があるんじゃないかなーと、話しています。

とりあえずスペイン楽しいです。次はセビリアへ。

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