彼女がパソコンを見ながら「ここに行きたい!」と言った。
「どこ?」
僕は尋ねた。
「リャマとかアルパカと遊べるんだって」
おお、そりゃ楽しそうじゃないか!ちょっくら行ってみよう!
ということで行ってきました。
クスコからバスで約40分。
旅人ユッキーさんのブログをたよりに、アワナカンチャへ行ってみた。
アワナカンチャには何があるかというと、
まあ、リャマとかアルパカの牧場みたいな感じなんかな?
アルパカの毛を使ってセーターとか帽子とか色々な物を編んで、
商品を作っていたりするところ。
アルパカやリャマと遊ぶのは基本的にタダ。
寄付箱が置いてあるだけ。
着いたら管理人みたいな人がさっそく草をくれて、
エサをあげていいよって言ってくれた。
で、エサを持って彼女がホイホイちょっかいをかける。
アルパカのエサに対するガッツリ感が尋常じゃなくて、
かなりおもしろかった!
しかも、
1本の草をあげようとしてもそんなものは眼中にないようで、
まとめてもっている方の手を狙ってグイグイ来る。
彼女は防戦一方。
挙句の果てには、エサがなくなった途端に彼女のことは完全無視。
ポツンと仲間はずれにあう彼女。
リャマとアルパカの違いっていまいちわからなかったけど、
これだけたくさんいればわかるようになるもんだ!
ちなみにこの子はアルパカちゃん。
アルパカにも種類がたくさんあって、
これは珍しいタイプ。
モップみたい。
前髪、邪魔だよー。
正面からの顔がかなりツボに入って、
久しぶりに我を忘れて写真を撮りました。
あー、おもしろい。
かわいすぎる。
特に鼻から口にかけてのラインが絶妙。
アルパカ製品はけっこう高級素材で、
セーターとかもそれなりの値段で売っていたりします。
実際柔らかくて、気持ちよい!
しかもその中で特にベビーアルパカ製品は高級素材で、
柔らかくてフッワフワしている。
いやー、かわいいですよ。
だいぶ余裕ができてきた彼女は、
アルパカさんにちょっかいをかけ始める。
そして逃げるアルパカさん。当然です。
その後。
くつろいでいるアルパカさんを後ろから触ると、
歯を「イっ」としながら、後ろを向いて、こちらを威嚇してくる。
その顔がまた、なんとも言えない素晴らしい顔。
触るんじゃないわよー。
「イっ!」
本当に色々な種類の動物がいて、すごく面白かった!
リスみたいなのもたくさんいたし。
この正面からの顔、最高でございます。
で、アルパカの毛を染めたものを縫う作業。
すごく器用に、彩りもキレイ。
本当に手作業。芸術的。
なんか、こちらで染めるみたい。
以前学校で勤めていたときに、
こういった職人的な仕事が大得意な先生がいて、
その先生が来たら代興奮するんだろうなーと思ってみていました。
シンヤさん、元気かなー。
で、旅も佳境に入ってきているので、
せっかくだからとお土産も購入。ちょっと高いけどね。
でも、物はすごくいい感じ!
で、最後に記念撮影。
もう、完全に友達の域。
この顔!
ということで、すごく楽しかった。
ペルーで一番楽しかったね。
<アワナカンチャ情報>
クスコにあるビール工場近くのピサック行きバス停から、
ピサック行きのバスに乗って40分くらい。
行きは2.4ソルで帰りは1ソルだった。
多分行きはボラれたんかな?
ちなみにピサックには曜日によって市場も出るみたいなんで行ってみてもいいかも。