赤道の力と残念すぎる観光地(2011.5.02-04 キト)

楽しかったガラパゴスでの10泊11日の旅を終えて、
次に向かった先はエクアドルの首都・キト。

10泊を一緒に過ごしたチヒロちゃんとシンジ君とは空港で別れた。

二人とは今後のルートが違うので、
この旅ではもう会うことがないだろうけど
また日本か、もしくは世界のどこかかもしれないけど、
ぜひ会いたいものです。

そんな友人がこの一年間でたくさんできた。
この旅が生んでくれた財産ですね。

毎日気温30度はあっただろうガラパゴスとは違って、
キトの空港に着くと、心地よい気温。

さすが、「永遠の春」と呼ばれる土地だけはある。

キトはほぼ赤道直下にも関わらず、
標高2800メートルに位置するので比較的涼しい。

空港から旧市街まではやたらと面倒な移動だったけれど、
まあ、なんとか宿へチェックイン。

そしてこの旅で9回目となるタキさんと合流。

キトは、個人的にクスコとかラパスみたいな歩いていて楽しい街を
勝手に想像していたんだけど、なんだかイメージと違っていた。

ということでキトの街の観光もそこそこに、
とりあえずキトから20キロくらい離れたところにある赤道へ。

エクアドルという国名はスペイン語で「赤道」を意味し、
まあ、名実ともに「赤道」を押している国です。

赤道記念碑なる大々的な観光地があるので
そこへ行ってみたんだけど、これがまあ、なんというか地味。
人の気配がない寂れた観光地とはまさにここのこと。

それもそのはず、この赤道は偽者なのです。


▲間違っちゃった赤道

信じられないような残念な話なんだけど、
ここに「赤道記念碑」たる大々的なものを造っちゃったにも関わらず、
後に250メートルくらいの測量ミスが判明して、
実際の赤道からずれているらしい。

残念すぎる。

こんな残念な観光地、
世界広しといえどなかなかないのではないだろうか?

そりゃ、寂れるわけだ。

で、これじゃまずいと思ったかどうかは不明ですが、
記念碑の敷地から250メートル離れた本物の赤道がある場所に、
小さな施設が建ててありました。

記念碑なんかがあるわけじゃなくて、
線を引いてあるだけの小さな施設。

ただ、ここでは赤道での実験なんかができて、
偽者の記念碑なんかよりも随分楽しめた。

卵をたてる実験。卵がたちやすい・・・らしい。

赤道には不思議な力がある。
科学的に当たり前なのかどうか無知な僕にはよくわからないけれど。

①水を貯めて、その中に葉っぱを浮かべ、ためた水から栓をぬくと、
赤道上では渦ができない。
赤道から1メートル離れた南半球だと渦が時計回りし、
反対に1メートル離れた北半球では渦が反時計回りする。

これは地球の自転が影響していて、台風の渦も反対周りらしい。

②生卵がたつ。
重力が小さくなるかららしいが、いまいち説明になってない。

③赤道上では力が入らなくなる。
これも多分重力が小さくなるからなんだけど、よくわからない。

真偽のほどは確かではないけれど、楽しめた本物の赤道実験。
ふじぽん氏よ、これどうなの?

まあ、それもこれも、日本語を勉強中の優しいエクアドル人の男性が
説明をしてくれたおかげ。すごく丁寧で、親切。

どうしてこんな優しくしてくれるんだろうなーと、
海外で優しい人たちに出会うたびに思う。

彼と話していると、
旅の最初、中国の天津で郵便物を出したいんだけど、
どうすればいいんだろうと困っていたときに中国人の女性が
「What can I do for you?」と声をかけてきてくれた時のことが
ふと思い出された。あれには感動した。

日本で外国人に対して親切にしたいなと心から思いましたよ。
今度は僕の番ですね。

キトを2泊で出て、いよいよ南米最後の国・コロンビアへ。

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