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なにもないという贅沢な空間 (2010.11.10〜11.13 メルズーガ)
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マラケシュからサハラ砂漠の町・メルズーガへ!

この町には日本人宿があって、
日本人スタッフのノリコさんという方がスタッフとして働いているとか。
で、夕食にサバ丼とか親子丼とかを食べられるとか。

あー、楽しみ。米食べたい。
もはや、砂漠よりも米!


という感じを隠しつつ、メールを送ると、
なんとノリコさんは今はパリにいていないとのこと。タイミング悪すぎ。

まあ、仕方ない。とりあえず宿に行こう!

と、思ったんですが、東アフリカを離れてモロッコに入ってから
「まあ、モロッコの移動くらいなんとかなるだろう」と高をくくって
ろくに調べずにいたら、マラケシュからの直通便があることを知らず、
けっこう遠回りをして、経由もして・・・みたいな感じで
かなり疲労困憊で到着。勝手にふんだりけったりです。
やっぱり情報は大切ですね。教訓になりました。

宿の猫さんに癒してもらいましょう。

 
  まあ、なんとか宿に着いて。


宿の屋上から砂漠が見えて。


砂漠ツアーから帰ってきた夫婦から
「砂漠よかったよー」という話を聞いて。


けっこうテンションが上がってきたところで砂漠ツアーへ。



ラクダさんに乗ってサハラ砂漠で1泊してくるというツアー。

朝・夕食が付いて1人4000円くらい。
     
  ラクダさんが宿まで迎えに来てくれた。


お利口に1列になって正座をしていた。


あまりの愛らしさに、僕たち夫婦は笑顔・笑顔。





正座をしているラクダさんにまたがって乗ると、

ラクダ使いの兄ちゃんが「おらー」と合図をして。

そしたらラクダさんが「よっこいしょー」みたいな感じで立ち上がる。



これがけっこう揺れる。おもしろい。

非日常!
   
  宿から10分も歩くと(ラクダさんが)、そこはもう砂漠で。



夕方に出たので西日に照らされて砂が美しい色に染まる。



砂漠のなんとキレイなことか。



誰も踏んでいない砂地は思わずはっとするくらい美しい。
     
  車もない、バイクもない、

家もないし、もちろんビルもない。




景色が広い。そして静かだ。



空ってこんなにいっぱいあったんだと思う。


なにもないところってこんなに静かなんだと思う。
     
  ラクダを降りる。


ラクダ使いの兄ちゃんがまた「おらー」と合図をする。


そしたら前足をたたんで、正座の態勢に。


これもけっこう強い衝撃。振り落とされそうになる。


そして後ろ足たたむ。正座。

「ラクダさんはエライなー」と彼女とニコニコしながら話す。


そして僕たちは高い山に登って夕日を見る。
砂はサラサラ。こんなサラサラな砂は初めてだ。
     
  彼女はラクダさんから、

ヒロシさんに乗り換えることに成功。
     
  夕日が沈んでから、
空の色と一緒に砂の色もどんどん変化していく。




辺りが暗くなるにつれて、

砂漠の静けさがどんどん際立ってくる。




月がどんどん上がって。

星が1つ、また1つと見えてくる。




気温もどんどんと下がる。寒い。

     
  1時間半ほど歩いたら(だからラクダさんが)、

テントがある一帯に到着。


今日はここで宿泊。



ラクダさん、お疲れ様。



今日のお勤めを終えたラクダさんは、

また一列に並んでじっと座って

時々「ブオーーーー」と恐竜のような声をあげたりする。

あー、ラクダさん、愛しすぎる。
     
  もちろん電気なんかない。


月の明かりが強かったが、
それでも十分すぎるくらいに星がキレイに見える。



空が広い。
そこらじゅうに星がある。


東京の下にも同じ数の星があるなんて信じられない。


しばらく上を眺めていると、流れ星が見える。

流れ星が見たかったらしばらく上を眺めていたらいい。
必ず見える。
なにもないという贅沢な空間。
     
  テントの中に布団を敷いて、毛布にくるまって寝る。
寒い。尋常じゃないくらい寒い。

そして、朝。
寒い。尋常じゃないくらい寒い。



震えながらラクダさんに挨拶をしに行く。

エサをもらってムシャムシャ口を動かしている。

おー、なんとかわいいのか。


ラクダ使いの兄ちゃんに質問した。
「何年くらいガイドやってるの?」

ガイドは答えた。
「俺はガイドじゃない、キャメルマンだ」
     
  失礼。



キャメルマンの兄ちゃんは、
ラクダさんをかなりかわいがっていて、
見ているこっちがうれしくなった。






6時にテントを出発し、

朝陽が上る前に小高い山に登る。



そして朝陽が上ってくるのをじっと待つ。

なんの音もない空間。
     
キャメルマンの兄ちゃんが言った。

「俺は砂漠が好きだ」



そして、こう言った。

「砂漠で生まれたから自分の年齢がよくわかんねえんだよ」


え、なんで?
 
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