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地震が起きてしまって






小学生のとき、僕はスーパースターになりたかった。



新聞やニュースにに出るような、誰からも一目置かれるスーパースターになりたかった。

困ったことがあったらなんでも解決できる、スーパースターになりたかった。

どんな非常事態に対しても勇敢に立ち向かい、皆を助けられるようなスーパースターになりたかった。




ただ。
実際の僕は、

日本という国でこれだけの困っている人がいる中、
皆を助けるどころか、海外でネットやテレビを通じて情報を仕入れることしかできない。

勝手に罪悪感を感じることくらいしかできない。





僕はスーパースターなんかにはなれなかった。




スーパースターになれない僕は考えた。

今できる最も役立つ行動は募金だ、募金。
募金をすることにした。

あとは日常を生きることと、色々なことを思いついては書くことだ。





仙台に住む僕の大好きな作家が生んだキャラクター・西嶋が言った。


「目の前に困っている人がいたらバンバン抗生物質を打ちゃ、いいんですよ」




例えばの話。

あなたはタイムスリップをして過去に行ったとする。

行った先の過去で、病気が流行していたとする。例えば黄熱病とか、まあなんでもいい。

それも黄熱病のワクチンが開発される前の話だ。人々は皆、困っている。

現在は黄熱病のワクチンはあるので、それさえ打てば過去の人たちの病気も治る。

しかも、あなたはワクチンを都合よく持っていたとする。

ただそれを打つということは、過去にはあるはずのない黄熱病のワクチンを打つことを意味する。

つまり、過去にとっての未来が変化するということ。

そんなこと、していいと思う?




彼が出した答えはこう。


「そんなのね、バンバン打ちゃあいいんですよ」

「目の前に困っている人がいたら、そんなもん気にせずにバンバン助けちゃえばいいんですよ」




正確な文章ではないけど、彼がこんなことを言っていたなーってことを思い出した。







彼女と「募金をしよう」という話になった。

当然、「いくらする?」という話になった。



僕は僕の思った金額を言った。

その後、彼女は彼女の思った金額を言った。





スーパースターになりたかったはずの僕は、彼女は本当にスケールが大きい人だなーと驚いた。



当然、彼女の言った金額を募金した。





僕は彼女のことがまた1つ、好きになった。




(ひろし)

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